どうも渚です。
2019年5月に宮崎県から佐賀県へ移住。
現在は、唐津市に住んでいます。
最近図書館に入り浸っているんですが
若い人が昼間から毎日のように図書館に居ると
不審に思われるのだなぁと肌で感じております(笑)
ところで、先日ある試験を受ける機会がありました。
その際、唐津のお土産として知られている
「けいらん」を食べて臨んだのですが
なぜ「けいらん」を食べたのか。
そして試験の結果やいかに。。。
それでは張り切ってどうぞ!
この記事の項目
唐津名物「けいらん」とは?
初めて「けいらん」の文字を見た時は
「鶏卵」という漢字を勝手にイメージしたので
卵屋さんかなぁと思っていたのですが
調べてみると全然違いました(笑)
「けいらん」は
うるち米を臼で引いた粉を蒸して
薄く伸ばした皮でこし餡を巻いたものです。
シンプルな和菓子ですが
こし餡の甘さとうるち米のもっちりとした食感は上品さを感じました。
現在ではシンプルな「けいらん」と
ヨモギや青じそを混ぜた緑の「けいらん」の
2種類を販売しているお店が多くなっているようです。
400年ほど前から唐津市の中でも浜崎地区で広がっていき
現在でも浜崎地区では数店舗で販売があります。
私も何度か足を運びましたが
毎回お客さんがいらっしゃっていました。

けえらん?けいらん?面白い名前の由来
どっちが正しい表記なのか??
唐津市浜崎地区内
数店舗で販売されているのですが
お店によって「けえらん」もしくは「けいらん」と表記されています。
販売している物は同じなのですが
どちらが正しいのか分かりませんでした。
そもそも
この様な名前が付いたのには唐津あるあるが関係していました。
豊臣秀吉が名付け親のお菓子!
朝鮮戦争時
太閤豊臣秀吉が戦勝祈願を諏訪神社で行った際に
地元の人が献上したのが現在の「けいらん」でした。
「これを食べたからには戦争に勝つまで帰らない(けえらん)」
がなまって「けいらん」になったと言われております。
良いか悪いか、まさかの一言で名前が決まってしまったのです。

東北青森に存在した!イメージしてた「けいらん」
雪国の「けいらん」は地元に根付く精進料理
調べていくと
なんと
東北は青森県にも「けいらん」という名前の精進料理があることが分かりました。
北東北の郷土料理とされています。
唐津の「けいらん」同様
もち米の中に餡が入っているのですが
大きく違うことが2つあります。
まず1つ目に形です。
唐津の「けいらん」は包んであるだけですが
青森の「けいらん」は「鶏卵」のように丸い形をしています。
2つ目に
唐津の「けいらん」はそのまま食べるのに対し
青森の「けいらん」は
昆布とシイタケのでとった醤油味の出汁に入れて食べるそうです。
安直ですが寒いから温かくして食べたんでしょうかね。。
同じ名前でも地域が異なれば
ルックスも食べ方も変わるもんなんだなぁと感じました。
けいらん
— これたべたことある? (@umaimonsagaso) 2019年5月13日
北東北の郷土料理です。
餡を包んだ餅が入ったお吸い物で、餅の外見が鶏卵に似ていることからこの名が付いたそうです。
最近では作れる人も少なくなり地元でも知っている人が減っているそうです。 pic.twitter.com/tkWFn2vwY6
「けいらん」と「諏訪神社」の最強タッグ
勝負運バッチリUPの必勝祈願!

太閤秀吉が諏訪神社へ必勝祈願をしてけいらんを食べた。
このことを知ったこともあり
先日の試験前日に伊藤けえらんさんで2本160円で購入して食べました。
そして試験当日は佐々木けいらんさんで2本165円で購入して試験に臨みました。
結果、、、合格でした(笑)
面白いのは、この2店舗は諏訪神社の道路挟んで向かい側に並んでお店を構えています。
仲良いなぁと思いつつも唐津での勝負事の際はまた食べなきゃなと思いました。
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