どうも渚です。
2019年5月に宮崎県から佐賀県へ移住。
現在は、唐津市に住んでいます。
1月なのに寒いと感じる日が少ないのは
やはり異常気象でしょうか。
朝晩は冷えますが
日中は暖かく感じる日も少なくありませんね。
そんな年明け
日南における『食』のイベントとして
『完熟きんかんたまたま』の
出荷・販売解禁があります。
今回は美味しい金柑の選び方を
農協職員の知人に教えてもらったので紹介します。
それでは張り切ってどうぞ!
この記事の項目
金柑の基本スペック
風邪予防にも最適な金柑

金柑の原産地は中国とされており
国内では宮崎や鹿児島などを中心に栽培されています。
レモンにも劣らないほどのビタミンCやカルシウムを含んでおり
「風邪予防」や「咳止め」の効果があると
科学的に立証されています。
最近ではインフルエンザやがんの予防にも
効果があるといわれています。
選ばれし金柑『完熟きんかんたまたま』『エクセレント』
宮崎県産の金柑は
基準を満たすことでブランド名が付きます。
ブランド名と基準は次のとおりです。
◇『完熟きんかんたまたま』◇
ハウス栽培で開花から210日以上経過し
樹上で完熟させた直径2.8cm以上
糖度16度以上であること。
◇『完熟きんかんたまたまエクセレント』◇
完熟きんかんたまたまの中でも
直径3.3cm以上、糖度18度以上であること。
また、見た目も無傷であることが必須。
◇補足◇
果実における糖度目安として
16度から甘いとされており
18度は最高級の甘さとされています。

解禁を祝う『きんかんヌーボ』
宮崎県内では県南地区を中心に
「完熟きんかんたまたま」の出荷と販売の解禁に合わせて
2015年よりイベントが開催されています。
「たまたま」をイメージした衣装を来た参加者でにぎわう様子は
毎年恒例のイベントとして広がりを見せています。

農協職員直伝!美味しい金柑の選び方
せっかく買うなら
間違いなく美味しい金柑を!
ここでは
美味しい金柑の選び方をご紹介します。
路地栽培よりもハウス栽培
まず見ていただきたいのが栽培方法です。
基本的に露地栽培とハウス栽培に分かれているのですが
購入する際はハウス栽培で育てられた金柑を選んでください。
ハウスの整った環境の中で育てられた金柑は
露地栽培に比べて
高品質の物が多いのが特徴です。

『大』『重』『濃』三拍子が重要

実際に選ぶ際には3つの基本的ポイントを抑えましょう。
まず1目に大きいこと。
小さいサイズよりも大きいサイズを選びましょう。
そして2目に重いこと。
軽いものより重いものを。
最後に色がより濃いものを選ぶこと。
この3つを抑えて選ぶと
自然と美味しい金柑を購入することが可能です。

触って確認することポイント
売り場にある金柑を触ることが可能であれば
柔らかい金柑は避けましょう。
新鮮な金柑ほど程よい弾力があるようです。

農協職員がおススメする金柑の食べ方
皮ごと生が一番
初めて金柑を目にする人の中には
皮を剥いて食べようとする方もいます。
しかし、金柑は皮ごと生で食べることができます。
風邪予防に効果的な栄養素も
皮に含まれているので
ぜひ丸ごと生で堪能してください。

超簡単に作れる「金柑の甘露煮」
個人的には生も好きですが、甘露煮も大好きです。
年明けの風物詩といった感じもありますし
喉から風邪をひきやすい私には
欠かせない寒い時期のおやつです。
作り方も簡単ですので
気になる方はぜひお試しください。
お酒に入れてフルーティーに
「きんかんヌーボ」では
シャンパンにきんかんを入れた
通称「たまシャン」で乾杯をして
会がスタートします。
フルーティーシャンパンを楽しんだ後は
金柑をそのまま食べれるので2度楽しめます。
シャンパン以外にも色々な飲み物に入れてみてはいかがでしょうか。
旬な食材に成るべくして成る
明治時代の名医 石塚左玄さんが残した言葉に
次のような一節があります。
春苦み
夏は酢の物
秋辛味
冬は油と合点して食え
四季のある日本だからこそ
季節に応じた食事をとることで
身体にも良い影響を与え
一年を健康で過ごせるという意味があります。
日南産でも唐津産でも
美味しいものを紹介できるよう
これからも旬を追っかけていきます。
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