【棚田百選】蕨野(わらびの)の棚田が注目されるワケ

蕨野の棚田

どうも渚です。

2月に入って寒い日が少し増えてきましたかね。

気付けば移住して半年以上が経過しました。

行き慣れたお店なども増えてきましたが

まだまだ知らないお店や場所ばかりで

それが楽しいとも思えるこの頃です。

今回は、機会をいただいて訪れた

「日本の棚田百選」にも選ばれている

蕨野の棚田についてご紹介します。

日本各地の棚田農家さんが注目している蕨野の棚田について

ぜひご一読いただければと思います!

それでは、張り切ってどうぞ。

日本棚田百選に選ばれている蕨野の棚田

日本棚田百選を復習

日本棚田百選は1999年に農林水産省により認定された棚田のことです。

棚田の基本的な情報については

「百選にも選ばれた坂元棚田米おいしさの秘密」をご覧ください。

唐津市では「蕨野の棚田」「大浦の棚田」の

2つの棚田が日本棚田百選に選ばれています。

蕨野の棚田 基本的スペック

蕨野の棚田

蕨野の棚田は

昭和元年から約10年の歳月を経て完成しました。

唐津市相知(おうち)町にある八幡岳の

5つの谷間にまたがるように位置しています。

その様子は「手のひらを広げた5本の指の間に広がっている」

と例えられることもあります。

平成11年7月には「日本の棚田百選」に選ばれており

約1,050枚の田んぼを有しています。

平成20年には重要文化的景観にも選定されています。

人気のイベントも開催

View this post on Instagram

[蕨野の棚田de コンサート] 日頃からお世話になってる #佐賀大学 #五十嵐勉 教授からのシェア。 たかやんもどこからいけるか不明ながら出没予定(^^) 以下五十嵐pro.↓ / / / / / / / 10月5日(土)18時。蕨野の棚田ライトアップ・コンサートが近づいてきました。(台風一過で)綺麗な神無月と満天の星空が広がることでしょう(写真は昨年の様子)。会場は「田んぼ」なので「席」に余裕があります。当日の飛び込み参加も可能です。皆さま、世界でここだけの幽玄の世界で、秋の夜長を過ごしてみませんか。第二部の「夜なべ談義交流会」も新米の棚田米と心づくしの手料理でお待ちしています。シェアーにもご協力願います。

A post shared by takako akamatsu (@takotsubo4kids) on

四季折々の様子を楽しむことのできる蕨野の棚田。

毎年6月中旬には蕨野の棚田周辺をフィールドにした

約7kmのウォーキングイベント。

10月初旬には、稲刈り後の蕨野の棚田を舞台にした

月灯りコンサートを開催。

どちらのイベントも地域の皆さんを中心とした

アットホーム感満載のイベントと好評です!

蕨野の棚田を知る

日本一高い8.5mの石垣

蕨野の棚田

蕨野の棚田 最大の特徴が

8.5mもある日本一高いと称される石垣です。

現在お米を作っている田んぼの石垣の中では日本一とされています。

驚くのは高さだけではありません。

石垣保全の為に、石と石の間の除草作業を行うのですが

80歳にもなるおばあちゃんが

8.5mの石垣を登って作業するとのこと。。

若い男性でも、初心者であれば怪我することもあると言われているぐらい大変な作業。

長年されているという話には、ただただ尊敬するしかありません。

先人の誇れる技術「暗渠(あんきょ)」

蕨野の棚田

蕨野の棚田もう一つの特徴が暗渠と呼ばれる用水路です。

棚田よりも高い標高に水を貯めて稲作を行う蕨野の棚田。

その水を下の田んぼまで流すための横穴で

約200箇所点在しているとされています。一

見ただの用水路ですが

石垣を積んだ棚田の下に横穴を通す技術は

現代の技術でも難しいとされています。

展望台から見えるハートの田んぼ

蕨野の棚田

蕨野の棚田にはいくつかの展望台が存在します。

その中の一つ「大平展望所」から

ある角度で棚田を見下ろすとハートの形が浮かび上がってきます。

今ではハートの形に見えやすい工夫などもされており

多くの観光客を楽しませています。

日本中が注目する蕨野の棚田

全国の棚田が直面する実情

全国的に耕作放棄や遊休農地が増えつつある中

全国の棚田についても例外ではありません。

また、広い土地で大規模農業ができる訳ではない棚田農家さんは

一般的なお米農家よりもさらに過酷な環境での米作りとなります。

現在では棚田農家の高齢化も進み

後継者不足などの問題が全国的に顕著に表れてきています。

佐賀大学との連携

手間講

その様な中、旧相知町時代の2003年。

佐賀大学農学部と地域交流協定が締結されました。

石垣を作り上げた当時に誕生した

互助組織「手間講(てまこう)」の現代版と称し

地域の方々との交流や各種農作業や

イベントの手伝いをとおして研究を行っています。

地元企業との連携

さが棚田ネットワーク

また、佐賀県の事業により「さが棚田ネットワーク」という仕組みが広がっています。

「棚田ボランティアに関する協定書」を各棚田保存団体と企業間で結び

佐賀県内に存在する棚田の保全を

農家だけではなく企業の力を借りて展開していくという事業です。

協定締結した企業は

各種イベント前の除草作業や補助作業にボランティアで参加します。

蕨野の棚田では市内外企業3社と協定を締結しています。

なぎさ
蕨野の棚田は、関係各所の連携や地域の方々の取り組みから、全国の棚田の中でも優良事例として農水省のHPでも紹介されています。

自給の限界

性質上、効率よく大規模な稲作ができない棚田。

いかに「お米作り以外での付加価値を作り上げていくのか」

今後の棚田農家皆さんの課題であると思っています。

と、言いながらも実際は

「今年をどうやっていけるかを考えるので精一杯。。」

このような実情は全国の棚田農家さんがそうであって

決して自分達だけの問題ではないのではないと感じています。

一つ一つの棚田では難しい課題も、お互いの情報を共有しながら

共闘していくことで、先人の築いた歴史を繋ぐことが可能となるのではないかと思います。

じゃあ、自分にできることは何か。

そんなことを思う今日この頃です。

きんかん

【食べて予防】農協職員に聞いた美味しい金柑(きんかん)の選び方

2020年1月16日
坂元棚田

百選にも選ばれた坂元棚田米おいしさの秘密

2019年5月26日



移住1年生 宮崎渚の原点

平成元年生まれの私ですが、令和元年の幕開けに佐賀県唐津市に移住しました。地元にこだわって仕事をしてきた私がなぜ移住をしたのか。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

宮崎県日南市生まれ。 令和元年5月より佐賀県唐津市へ移住。 地元日南市の観光やグルメをメインとした情報や佐賀県唐津市の情報をお伝えします。初心者なので少しずつになるかと思いますがどうぞご贔屓に。